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デジカメのスペックを読もう

内容的には、少々 つっこんだところもあり、分かりにくいかもしれませんが、デジカメを選ぶ際に、スペック表が読めるとかなりのことがわかるので、主なスペックの見方を書いてみました。

CCDのスペック

画素数
これが大きければ大きいほど、より大きなプリントに耐えられるようになります、一般的なプリントサイズの目安としては

画素数 プリントサイズ
200万画素 2Lサイズ
300万画素〜400万画素 A4サイズ
500万画素〜600万画素 A3サイズ
こちらの方も参考にしてください
プリント

CCDサイズ
スペックの記録素子の部分をみると ***万画素 1/1.8型 とか 2/3型とかかれてある部分があります。これがCCDそのもの大きさです。この数値が大きいほど、CCDサイズが大きいことを示してます。1/2.8 < 1/2 < 1/1.8 < 2/3 といった具合です。

CCDは、一画素あたりの素子のサイズが大きい方が、ノイズが少なく、階調が豊かな画像を得られやすいと言われてます。つまり、同じ画素数ならば、より大きなCCDを利用してるカメラの方が、ノイズなどが少ない写真が撮れる可能性が高いと考えていいと思います。
こちらも参考に
画素数=画質?
センサーの大きさの比較

補色フィルター 原色フィルター
現在では、スペックに書かれることもなくなりました。

レンズのスペック

焦点距離 および 35mm換算焦点距離
焦点距離は、そのレンズの画角(写る範囲)を知るバロメーターになります。

レンズのスペックのところをみると、f=7.1〜21.4mmどと書かれてある部分があります。これが、本当のレンズの焦点距離をあらわしてますが、困ったことに、同じ焦点距離であっても、CCDの大きさが 1/1.8型を使ってるのと 2/3型で画角(写る範囲)が変わってしまうので、バロメーターとしては非常に使いにくいのです。

そこで、比較的多くの人が親しんできた規格 35mmフィルムで、同じ画角にするためには、どのくらいの焦点距離のレンズが必要か を表したものが 35mm換算焦点距離です。

この換算焦点距離をみれば、 35mmフィルムで28mm 相当だから、かなりの広角からのズームだ、という風に 判断することができるようになります。ざっとこんな感じになります

35mm換算焦点距離 21mm以下 24〜35mm 50mm 85〜100mm 135〜300mm 400mm以上
レンズの種類 超広角 広角 標準 中望遠 望遠 超望遠
こちらの方も参考に
焦点距離

F値(絞り)
スペック表には F2.8とか書かれてる部分があると思います。

これは、開放F値を表していて、一般的にレンズの明るさと言われているものです。この数値が小さいほど、より光を集める能力が高く、比較的暗いところでも、より速いシャッター速度で撮影できるため、ぶれの防止に役立ちますし、フラッシュ撮影時にも有利です。

ズームレンズの場合、F2.8〜F4.8 と書かれてる場合も多くあります。これの意味は、広角側のF値が2.8 望遠側では4.8となります という意味になります。ズームレンズでF値が一つしか書かれてない場合は、広角でも望遠でも、解放F値が一定になるように設計されたレンズです。

フラッシュ(スピードライト)のスペック

ガイドナンバー(GN)
この数字が大きいほど、フラッシュが強いことを表していて、フラッシュの届く距離を計算するときに使います。このガイドナンバーをF値で割ると、フラッシュが届く距離が計算できます。メーカーによっては ガイドナンバーではなく、フラッシュの届く距離で書いてあるメーカーもあります

調光方式
ふつうは、あまり気にする必要はないと思います。

発光モード
夜景などを撮りたいと考えいる場合は、発行禁止モードやスローシンクロモードがないと、ないと撮れないのでその機能があることを確認しておく方がいいです。また、逆光対策として、強制発光モードがあるかも見ておく方がいいです。最近の機種なら、ほぼ完備されてると思いますが一応ね

カメラのスペック

シャッタースピード
スペック表にシャッタースピード(シャッター速度)と書かれてある場所に、15秒〜1/2000秒と書かれてあると思います。これが、このカメラで扱うことのできるシャッタースピードの範囲になります。

遅いほうは(例では15秒)、夜景を撮るような場合でも、数秒ぐらいのシャッター速度に対応していれば、まず困ることはないと思います。速いほうは、非常に明るい場所で撮影するときに、高速シャッターに対応してる機種の方が扱いやすくなります。

ただ、明るい屋外で、意図的に絞りを解放にして撮影しない限りは1/2000ぐらいまで対応してあれば、普段の撮影ではまず困らないと思います。

感度
そのカメラが設定できるISO感度です。室内スポーツや舞台撮影などをする予定があるのでしたら、できるだけ、高感度に対応した物の方がいいとおもいます。こちらも参考に
感度の使い分け デジカメ編

測光方式
ふつうに撮影する分には、全く気にする必要もないと思います。ただ、カメラになれてきたら、もっと凝った撮影もしたいと考えているのなら、スポット と 中央重点 測光にも対応してるカメラの方がいいかもしれません

露出制御
こちらも、ふつうはそれほど気にする必要はないかと思います。ただ、カメラになれてきたら、凝った撮影もと考えてる場合、絞り優先オート や シャッター速度優先オートといった物に対応してる方がいいとおもいます。

撮影可能距離
ピントを合わせることができる範囲を表してます。小さな物を撮影する予定がある場合、何センチまでよれるのかを見ておくといいと思います。

連写速度
一秒間に、何枚とれるか を表してるメーカーがほとんどです。スポーツの撮影など、一瞬の姿を撮る場合にあると便利かなと思いますが、ふつうはそれほど気にする必要はないと思います。

電源
専用電池か単三電池か が書かれてあります。

専用電池は、値段が高いですが、継ぎ足し充電可能だったりと便利な面もあります。単三電池は、いざとなれば、近くの売店で電池が買えるのが強みです。ただ、いつも使い捨ての電池では、お金がかかりすぎるので、ふつうは別売りの充電電池を使う方がいいです。

ただし、継ぎ足し充電を行うと、電池のもちが極端に悪くなるので、かならず使い切ってから充電する必要があり、専用電池に比べて扱いが面倒という面もあります。

記録メディア
あまり気にする必要はないと思いますこちらも参考に
記録メディア

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