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iPhone11の超広角(13mm)でとるちょっとしたコツ

先日(2019年9月)発売となった、iPhone11シリーズですが、なんと35mm換算13mmという超広角レンズが全ラインナップで搭載されていました。これは個人的にはかなり衝撃です。

今までのXSやXは26mmと52mmと、特に意識せずにミラーレスなどを買うとついてくる一般的な標準ズームレンズ(24-70mmや105mm)の範囲の画角でした。ですが、13mmとなると話は変わって、標準的にはついていないので別途購入するか、購入時に意識的に広角ズームレンズを選択しなければ、手に入らない画角のレンズが売れ筋のスマホにしれっと乗ったわけです。

ですから、iPhone11で初めて超広角というものに触れる人も多いと思います。

そこで、超広角レンズはこう使ってみると楽しいよという、ちょっとしたコツを書いてみたいと思います。

13mmの特徴
超広角レンズの特徴としては
  • 広い範囲が一度に写る
  • 遠近感が強く、デフォルメされた写り方になる
  • 周辺が歪みやすい
  • 被写界深度が深くボケにくい

といった特徴があります

超広角は寄って撮る

何が何でもというわけではありませんが、超広角での撮影は撮りたいものやメインとなるものに思いっきり寄って、撮影すると超広角らしい写真になり、今までとったことがないような写真がたくさんとれると思います。

一言でいえば、「超広角は寄って撮るのがコツ」となります。

以下の内容を動画にもしてみました

カメラアングルや位置を変えずに、26mm(広角)と13mm(超広角)を切り替えて撮った場合

iPhone11 26mmで撮影
iPhone11 13mm で撮影

写っている範囲は確かに広くなっていますが、なんとなくそのまま小さく写っただけの散漫な写真に見えませんか?

実は、超広角は写る範囲が広くなる分情報量が多くなるため、散漫な写真になりやすいのです。構図を工夫したり、明暗差を利用したりして主役を際立たせるいろいろなテクニックもありますが、その中でも簡単なのが「主役に寄る」なのです

そこで下のほうに咲いているコスモスに注目してぐっとコスモスによると

iPhone11 13mm コスモスに寄って撮影

コスモスがどーんと前に出て、迫力すらある写真になります。これが超広角の魅力の一つといっていいぐらいなので、思いっきり寄って撮影してみるのが、超広角での撮影のコツといえます。26mmはピントがずれてしまったのと、寄りかたも甘かった感じなので参考程度になりますが・・

iPhone11 26mm コスモスに寄って撮影

13mmほどの迫力などは出ません。しかし26mmも広角レンズになりますが、比較的おとなしいため歪みも少なく普段使いとして使いやすい画角なので、使い分けてみてください

ペットなども超広角で寄ると面白い写真になる

ほかにも、ペットの写真なども13mmでぐっとよると、超広角特有の歪みで面白い感じで写り、非日常感のある写真になります。

ただただ、寝てただけの猫ですが・・超広角でぐっとよるだけで、こんな写真になります。

今回は撮影できませんでしたが、遠景が非常に小さく写るのが超広角の特徴なので、手元にソフトクリームをもって、カメラの位置をうまく調整すると、ビルとか像をトッピングしたような写真などもとれると思います。

もし、iPhone11を入手されたら、ぜひ13mmという超広角の世界を楽しんでください。

今までにない写真がたくさんとれると思います!

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