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(外部フラッシュがつけられる機種のみ)
カメラに、ホットシューや、フラッシュ接続用端子がついているカメラならば、外部フラッシュを取り付けることで、このバウンス撮影が可能となります。
赤まるで囲んである感じの物がカメラについていれば外部フラッシュが使えます。
ホットシュー |
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フラッシュがそのままつきます。カメラが自動でフラッシュの制御をすることができます。
メーカーごとに、微妙に端子の位置が違うので、メーカーにあわせたフラッシュが必要 |
汎用端子 |
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汎用の接続端子です、ただ、最近はサードパーティー製のフラッシュもホットシューに接続する物がほとんどです |
専用端子(ニコン E-950) |
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基本的に、カメラと同じメーカーのフラッシュしかつきませんが、ホットシュー同様、カメラが自動でフラッシュの制御をする事ができます。 |
前に、外部フラッシュはGN(ガイドナンバー)が大きくてより遠くまでフラッシュが届くという利点を書いたと思います
じつは、そのほかにも外部フラッシュには魅力があるのです。その一つとしてバウンスができると言うのがあります。バウンスというのは、直接フラッシュを被写体に当てずに、わざとレフ板や天井などに当ててその反射光で写真を撮るという方法です。特に天井に当てる方法を天井バウンスと言うようです。この、天井バウンスは、比較的手軽にできるので、外部フラッシュを購入したら、ぜひ、積極的に使っていただきたいテクニックの一つです
天井バウンスをするときは、このような感じで、フラッシュを天井に向けて撮影をします
ノーマル角度 |
バウンス角度(75度の時) |
バウンス撮影の利点
これをやると、光が柔らかくなって、きつい陰もできないという利点があります。また、大光量のフラッシュを使っていても、ふつうに直射するとメインの被写体がちょうど良い明るさになるようにたくので、当然、それより後ろは暗くなりますが、バウンスの場合、一度天井で光を反射・拡散してるため明るくとれる場所が広範囲になり全体的に明るく撮れるという利点もあります
バウンスなし |
直射で撮った場合です。強い陰が右側に出ているのがわかると思います。 |
バウンス |
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バウンスをした場合です。強い陰が消えています。ちなみに、角度は90度(真上に向かってフラッシュをたきました) |
バウンスなし |
箱が過露出にならないように、フラッシュの強さがコントロールされるため、背景は暗くなります。この写真の場合、スポットライト的な写り方になり、いかにもフラッシュをたきました、と言う感じがします |
バウンス |
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バウンス撮影だと、光が拡散されてるため、背景も明るく撮れます。また、箱も自然な感じに写りました |
最近のカメラとフラッシュならカメラ任せでOK!
このバウンス撮影って、(たぶん)昔は相当、高度なテクだったと思いますが、今では、カメラもフラッシュも自動化されているおかげで、白い天井があることを確認をしてフラッシュの角度を90度ぐらいにするだけで、あとはカメラ任せであっさり撮れます
ただ、この天井バウンスを行うときに、気をつけないといけないこととしては、白い天井でない場合、たとえば、緑色とかの場合、反射光に天井の色が付いてしまって色かぶりを起こしてしまうので(この場合、緑色っぽく写ってしまいます)この点だけは注意する必要があります。
天井が白ければ、あとはフラッシュを上に向けるだけでできるので、一度、挑戦されてはいかがでしょうか?
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