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さくらの花をよりピンク色に撮るテクニック

2016年:内容をかなり書換えました。 以前はホワイトバランスのみで桜の色をピンクに変える方法を紹介してましたが、この方法は空の色が濁ってしまうなどもあり、もう少し使いやすい方法が見つかったのでそちらに内容を大きく変えました。

ソメイヨシノは、意外と白っぽい花なので、さくらの花(ソメイヨシノ)を写真にすると、意外と白っぽく写ってしまって、もう少し、桜色というかピンク色がほしいなって感じることがありますよね、そういうときに、使えるテクニックを紹介したいと思います

デジタルカメラには、ホワイトバランスという機能が付いています、これは、基本的に自然な色になるように色を調整する機能なのですが、場合によっては欲しい色とはズレてしまうことがよくあります。とくにソメイヨシノはオートホワイトバランスだと白っぽくなりすぎることがあります。

ホワイトバランスを晴天(または曇り)固定する

作例は、ソメイヨシノよりややピンクの強いしだれ桜ですが(時期的にソメイヨシノはまだ咲いてなく、しだれ桜を作例にしました。)

よく晴れた日の場合は、ホワイトバランスを晴天に、やや曇った日であれば曇りに設定して撮影をします

オートホワイトバランスで撮影したもの
晴天固定したもの

桜の色が、オートホワイトバランスに比べ、ぐっとピンク色になってるのがわかると思います。がここまでなら以前書いた内容とさほど差がありませんね

最近のデジタルカメラは、ほぼどの機種でもカラーモード(ニコンではれば、ピクチャーコントロール)を備えています。オールマイティーに使えるスタンダードや肌のいろが綺麗に出るポートレート、空や緑が鮮やかになる風景、彩度の高い写真に仕上がるビビッドなどがあります

このカラーモードを風景モードかビビッドモードに切り替えると、さらにさくらのピンク色がぐっと濃くなります。

カラーモードによる色の変化
スタンダードモード
風景モード

かなりサクラらしい色合いになりました。以前のホワイトバランスを赤い方向にずらす方法と違い、空の色も青さを保っているので、より使い勝手がよい方法だと思います。

さくら以外でも使える、ホワイトバランスによる色の変化

ここから下は、以前のものと同じ内容です。

このページでは、さくらを題材にしましたが、当然、ほかにも使い道があります

たとえば、夜景のシーンでホワイトバランスを蛍光灯で固定すると全体的に青みが強くなってぐっとクールな雰囲気になります

そのままで撮影
ホワイトバランス 蛍光灯

こんな感じで、ホワイトバランスを少しいじるだけで雰囲気ががらっと変わってとれるので、オートホワイトバランス(普段はこれで撮影で)や、正確なホワイトバランスばかりでなく、わざと、ずれたホワイトバランスを使ってイメージを強調したりするのも、大いにありです

ところで、この作例、全部同じ写真なのにどうやってホワイトバランスを変えたのか、ということについては、ここで説明します

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