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室内で撮ると暗くなる理由と明るく撮る方法

比較的、広い室内でフラッシュを使って撮影すると、いまいち暗く写ったり、なんだかぼやけて写るということを何度か経験されてると思います

ちょうどこんな感じ

暗く写ってる
いまいちぼやけている

撮り方を工夫すれば、こんな感じで室内でも明るく撮影することが可能になります

明るく撮れています
フラッシュの有効範囲

暗く写ってしまっている写真は、フラッシュの有効範囲外になってしまってるためなのです

有効範囲はコンパクトデジカメの場合、多少は機種によっても違いがありますが、最低感度では、広角側で3m前後、望遠側では1m前後だと考えてください、それよりも遠い距離のものをフラッシュで撮影すると 最初の写真のように薄暗くなってしまいます

有効範囲内であったとしても遠い背景は暗くなる

もう一つ フラッシュ撮影の場合、気をつけたいのが 撮りたい人物や物がフラッシュの有効範囲内であったとしても、遠い背景は暗く写ってしまうという点です

フラッシュはカメラから発光しますので、近い距離のものにより強く光が当たります、カメラは、被写体にちょうどいい光を当てようとするので、被写体より後ろの背景は暗く写ってしまいます

上の暗く写ってしまった例
モーツアルトのポスターに近づいてフラッシュを使ってみました

上の例に比べポスターは明るく撮れているのがわかるかと思います、ですが モーツアルトのポスターより遠い背景は同じく暗くなってしまいます

人物や目的の物が明るく撮れていれば、それでよしという場合は、フラッシュの有効範囲内に入って撮影するだけでいいかと思います

背景を入れて撮りたいなど、記念撮影的に撮影する場合、背景がこういう風に暗くなってしまうのは、ちょっとってときもありますよね?

そういう場合は、フラッシュを使わない、もしくは、フラッシュをより補助的に使うスローシンクロなどで撮影すると明るく撮れます、ただし、この方法にも注意が必要です

室内で撮るとぼやける??

フラッシュを使わずに撮ったり、スローシンクロ設定で撮ると明るい感じ撮れるけど、最初の二つ目の失敗例のようにぼやけたかんじになってしまう、ということを経験してるかもしれません

いまいちぼやけてしまっています

これは、ピンボケではなく、手ぶれを起こしている状態です、室内は、明るくないためフラッシュなしで十分な露出を得るために、シャッター速度が遅くなってしますので手持ち撮影ではぶれを起こしやすくなります、そのため、手持ちで撮影するとこのような写真になってしまうことが多くあります

室内で明るく綺麗に撮る方法をいくつか紹介していきます

室内で明るく綺麗に撮影する方法、1・三脚を使う

一番確実に綺麗に撮る方法は、フラッシュを使わずに三脚をしようして撮影するという方法です

一番いい画質で撮りたいと思う場合、この方法がおすすめです

フラッシュを使わずに三脚を利用して撮影、背景まで明るく撮影できている

しかし、三脚をいつも使うのは・・いくらなんでも気軽にはできませんし、いつも、三脚があるとは限りません、そこで、三脚を使うほど綺麗には撮れませんが、三脚を使わずに、撮る方法も紹介します

室内で明るく綺麗に撮影する方法、2・感度を上げてフラッシュを使わず撮影する

多くのデジカメには感度を設定する項目があります

この感度の数字を高くすればするほど、光が少ないところでも、よりはやいシャッター速度が切れるようになりますので三脚を使わずに、手持ちで撮影できる可能性が出てくる場合もあります

特に最近は、ノイズ処理がよくなってきて、コンパクトでもISO400程度まで、良好な画質を保つようになっていますし、難しい設定をしなくても、オート感度で感度をあげてくれます。

手ぶれ補正の普及も進んでいるので、この感度をあげて撮影する方法が一番現実的だと思います。

ただ、感度を上げることによって、ノイズが増えたり、解像感が失われたりなどの画質の低下は多少なりともあります。

感度を1600まで上げて手持ちで撮影、ぶれもなく、明るくとることができる

ただし・・・画質の低下があります

ISO100 ISO1600

上の写真の一部を ISO100と1600で比べてみました、比較的、高感度撮影の時のノイズの少ない機種ですが、それでも、このくらいの差が出てきます

また、室内でフラッシュなし、手持ちで撮影しようとすると手ぶれ補正を持たない機種では、最低限ISO800 もしくは 1600ぐらいないとかなりきつい場合も多々あります、その感度では、人によっては完全に許容範囲を超える場合も(つまり 見るに耐えられない)ありえます

そういう場合は、これから書く方法がおすすめです

室内で明るく綺麗に撮影する方法、3・感度を上げつつフラッシュを使う

フラッシュなしで撮影できるほどまで、感度を上げることができなくても、できる限りの感度を高く設定して、あとは普通にフラッシュをたいて撮影すると、ある程度、背景の暗さを解消することができます。

これが、一番手軽にある程度の効果を期待できます
こちらで、もう少し詳しく説明をしましたので、よかったらあわせてご覧ください

感度の違いによる背景の明るさの違い

実際に、フラッシュ撮影の感度による違いを見比べてみてください

ISO100
ISO200
ISO400
ISO800

感度を上げるにしたがって、より明るく撮影できているのがわかると思います

仮に、カメラ的な限界で、フラッシュを使わずに撮影できるほどまでは感度を上げることができない場合でも、ある程度背景まで明るく撮れますし、三脚をつかわずに手軽にできますのでぜひ試してみてください

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